代表挨拶



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宮崎メサイア合唱団代表 中馬 章一

私達はG.F.ヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」の演奏会を2005年から毎年開催し、2019年12月には第15回目の記念演奏会を行いました。

この音楽に初めて接する方にとっては、オラトリオ「メサイア」といっても余りピンとこないかもしれませんが、あの有名な「ハレルヤ・コーラス」が入っている作品、と言えば判りやすいかもしれませんね。

「メサイア(救世主)」は、キリストの生誕・受難・復活をテーマとして全53曲(うち合唱20曲)から構成され、バロック音楽の最高傑作と言われています。
この作品の演奏には、ソリスト、オーケストラ、オルガン、合唱など大規模な編成が必要で、また演奏時間が2時間半を超える大曲であることから、毎年連続して全曲を演奏する団体は全国でもそれほど多くありません。

しかしそれでも2019年には、東京芸術大学(第69回)、立教大学(第58回)、同志社大学(第55回)、神奈川県立音楽堂(第54回)等で歴史ある演奏会が開催されたほか、新たに2021年5月の第1回演奏会を目指して3年がかりで熱心に練習に取り組んでいる合唱団も有ります(神奈川県・えびなメサイア合唱団)。

ヘンデルが1741年8月22日から9月14日までのわずか24日間でこの大作を完成させたという事実には驚かされますが、以後約280年間の永きにわたり全世界で愛され続けているこの素晴らしい音楽を、これから皆様と共有することが出来れば幸いです。この作品とお友達になれば、一生の宝となることは間違いありません。
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